夏の花壇づくりを通して育まれるもの
先日、地域の皆さまと、ものがたりの街のスタッフの皆さまとご一緒に、夏花壇の植え込みを行いました。
今年の夏花壇のテーマは、「夏を生きる、季節を感じる庭」です。
強い陽射しの中でも植物がたくましく育ち、人の心にやわらかな安らぎをもたらす庭。
そして、人と人が自然につながり、それぞれの時間に寄り添う場となることを願いながら植栽を進めました。
地域の皆さまとスタッフの皆さまが一緒になり、一株ずつ丁寧に苗を植え込んでいきます。

今回植え込んだのは、エキナセア、ペンタス、ニチニチソウ、ブルーサルビアなど、暑さに強く長く楽しめる植物たちです。
これから夏に向かって少しずつ花が広がり、既存のラベンダーやナデシコとともに、季節の彩りをつくっていきます。完成した庭ではなく、日々変化していく過程を楽しめることも、この花壇の魅力の一つです。

ラベンダーが風に揺れ、ナデシコが見頃を迎えています。
この園路を歩く方々が、ふと足を止めて季節を感じたり、誰かと会話を交わしたりする。
そんな何気ない時間も、この場所が大切にしている「ものがたり」の一部なのだと思います。
ものがたりの街では、一人ひとりの人生に寄り添うことを大切にされています。植物もまた、人と同じように季節ごとに姿を変えながら、その時間を共に過ごしています。
作業の後には、スタッフ様からスイカの差し入れをいただきました。
汗をかいた後のスイカは格別で、皆さん自然と笑顔に。
「お疲れさまでした」
「きれいになったね」
そんな言葉が交わされる時間に、作業を共にした仲間としての一体感が生まれていました。
花壇づくりは植物を植えることだけではなく、人と人との関係を育む時間でもあることを改めて感じました。
これから夏本番を迎え、花壇も少しずつ表情を変えていきます。
植物が静かに息づく風景が、訪れる方々の心を和らげ、自然なコミュニケーションのきっかけとなり、それぞれの「ものがたり」に寄り添う場となれば幸いです。
これからも地域の皆さま、スタッフの皆さまとともに、この場所ならではのあたたかな風景を育てて参ります。
花壇監修 水牧貴子

0763-55-6100