五感で味わう季節の手仕事。
和紙と粘土でつくる、いきいき茗荷
こんにちは。ものがたりの街です。
今回の臨床美術は、今がちょうど旬を迎えている野菜、「茗荷(みょうが)」をモチーフにした作品づくりを行いました。
じっくり見て、形をなぞる
まずは、目の前に用意された本物の茗荷をじっくりと眺めるところからスタート。
「ここが少しふっくらしているね」「皮が何枚も重なっているんだなぁ」と、五感を研ぎ澄ませて観察します。
木筆という道具を上手に使いながら、粘土をこねて、それぞれの茗荷の形を造形していきました。


透き通る和紙を、ていねいに重ねて
形ができあがったら、次は色づけです。
今回は、向こう側が透けるほど薄くて繊細な「典具帖紙(てんぐじょうし)」という染色された和紙を使いました。
茗荷が持つ、あの独特の淡いピンクや、みずみずしい緑色のグラデーションを表現するために、和紙を一枚一枚、丁寧にちぎっては重ねて貼り合わせていきます。


世界にひとつだけの、いきいきした茗荷たち
和紙が織りなす柔らかな質感と、皆さんの丁寧な手仕事が重なり合って、ついに完成!
スクリーンに映し出された作品をみんなで眺めながら、お互いの工夫やこだわりを分かち合う、温かい時間となりました。
完成した茗荷たちは、ぷっくりしたもの、シュッとスマートなもの、色鮮やかなもの……どれひとつとして同じものはなく、どれも今にも動き出しそうなほど、いきいきとした表情をしています。
季節の移り変わりを肌で感じながら、世界にひとつだけの素敵な作品が並んだ、賑やかな一日となりました。



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