季節をつなぐ庭 ― 秋の訪れを感じながら
来月、再来月のガーデニングに向けた準備のため、ものがたりの街を訪れました。
夏の暑さが少しずつ遠ざかり、庭にも秋の気配が感じられるようになってきました。

庭を歩いてみると、季節を重ねてきた宿根草や木々が、それぞれに秋の表情を見せています。
ヤブランには紫色の小さな花が咲き、ムラサキシキブには、鮮やかな紫色の実がたくさんついていました。


そして、今年の夏前に地域の皆さんと一緒に植えたニチニチソウやピンクのペンタスも、暑い夏を越え、こんなに大きく育っています。


植えたばかりの頃はまだ小さかった苗が、しっかりと地に根を張り、枝葉を広げ、今も花を咲かせている。
その姿を見ていると、植物の持つ静かな力強さを感じます。
人が植え、手をかけ、雨が降り、陽の光を浴びる。
そうして植物は、季節とともに少しずつ姿を変えながら生きています。
春から夏へ、そして秋へ。
庭に立って植物を眺めていると、私たちもまた、そんな季節の巡りの中で暮らしているのだと気づかされます。
これから秋が深まり、庭の植物たちもまた次の姿へと変わっていきます。
来月、再来月のガーデニングでは、これから迎える季節を楽しめる庭へ。
また皆さんと一緒に、植物に触れる時間をつくっていきたいと思います。
花壇監修 水牧貴子

0763-55-6100