ブログ

スタッフ日記

茶の湯が繋ぐ、職員と利用者様の「心の一座」

2026.02.25 公開

寒さの中にも凛とした空気を感じる新春、当施設では恒例の「初釜」を執り行いました。
お茶の香りに包まれながら、日常とは少し違う、背筋が伸びるような、それでいて穏やかなひととき。今回はそんな特別な一日の様子をお届けします。

「おもてなし」の主役が入れ替わる?

普段の茶会では、お茶に精通した利用者様が点ててくださることも多いのですが、今回は新春の趣向として、職員が心を込めてお茶を点てさせていただきました。
さらに、お茶菓子もこだわり。 時には利用者様と一緒に手作りすることもありますが、今回は職員が準備を担当し、「皆様に喜んでいただけるように」と腕を振るいました。
いざ茶会が始まると、そこには「予想外で、とても嬉しい光景」が待っていました。


垣根を越えた、自然な気遣い

職員が準備やお運びをしていると、お席に座っていた利用者様たちが、ごく自然に立ち上がってくださいました。
「次の方に運ぼうか?」 「そこ、手伝うよ」
誰に頼まれるでもなく、率先して準備やお運びをサポートしてくださる皆様。 気づけば、どちらが職員で、どちらが利用者様なのか分からないほど、その場にいる全員が「場を整える側」として動いていました。

立場を超えて協力し合うその姿は、まるで昔からの馴染み同士の集まりのよう。 まさに「もてなす側」と「もてなされる側」が一体となった、最高のチームワークでした。


落ち着いた空気、満たされた時間

協力して準備を整えた後は、点てたてのお抹茶をゆっくりと味わいます。
先ほどまでの活気あるやり取りとは一転、茶碗を手に取ると、会場には静かで落ち着いた時間が流れました。 皆様の穏やかで満足げな表情を拝見し、職員一同、心から温かい気持ちになりました。

「自分ができることで、誰かの役に立ちたい」
そんな皆様の優しさに触れ、私たち職員が元気をいただいたような、素晴らしい初釜となりました。

五島 | ものがたりデイサービスセンター

鳥 鳥 鳥

Copyright© 2025 - 2026 Narrative Home. All Rights Reserved.